Uniform × Bound
制服は個性を引き立たせる
制服は個性的でない、という主張を、主にリベラルな方々からお伺いすることがよくあります。確かに、多くの人たちを一つの形にはめ込み、統率することは「為政者の事情」であり、それを打破することが「進歩的」である、という主張には確かに傾聴すべき点があるのでしょう。
しかし、私は、そうは考えません。
制服は、その外見の没個性さゆえに、それを身に着けた者の個性をこの上なく引き立たたせます。身に着けた者そのものの魅力が立ち上がってくる、そんな衣装なのだと思うのです。
制服が似合わない人はいない
もう一つ。制服は「誰にでも似合う(ことになっている)」衣装である、という性質を持っています。その学校に通うみんなが着る訳だから、結果的にみんなに似合うことになっている、ということ。
いわゆる私服でも「これ、かわいいな」というデザインがいくつもあるのですが、「可愛いけどこの子にはあまり似合わない」と言うケースがあるからとても辛いのです。結局、限られたスペースで衣装を用意しようとすると、制服になってしまうのです。
model:小桃もこさん Twitter
model:黒羽ぐりむさん Twitter
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